クリーンディーゼル実車体験試乗会（前編） [car]
昨日は、「こんなイベントに当たりましたが、行きますか？」とのお誘いを受け那須塩原へ。
このイベントは、クリーンディーゼル普及促進協議会の主催で行われ、最新のクリーンディーゼルエンジン搭載車の比較試乗という楽しそうなイベントを、バンク付きコーナーもあるボッシュの塩原試験場で行うというクルマ好きには堪らない企画でした。
今回は魅力的な6台の試乗車が用意されていましたが、特に気になったのは、先日、発売されたばかりのマツダ「アテンザ」。 昨年のモーターショーで発表されたコンセプトカー「雄（TAKERI）」の頃から注目していましたが、販売モデルにも流れるようなラインが残され、BMWの“5”や、メルセデスの“E”と並べても引けをとらない存在感を発揮していました。
本来ならここで、“早速、試乗コースへ”といいたいところですが、今回はあくまで付き添いのため、“後部座席”からnewアテンザを体験・・・ エンジン始動から巡航時は、以前、試乗したCX-5同様、拍子抜けするほど静かなエンジンでしたが、120km制限のストレートでは轟音を響かせて加速してくれました。（いやぁ～、ディーゼルエンジン、タウンスピードでは本当に静かです！）
※ 100km超で走るストレートもコンデジで撮ると止まって見えますね・・・
その他、E350ブルーテック ステーションワゴンと、X3 20dも後部座席での体験となりましたが、50kg超という怒涛のトルクで“後ろから蹴飛ばされたよう”に加速するE350と、ディーゼルでもエンジンを回してパワーを出すX3、バランスの取れたアテンザと、車格・排気量の違いからなのか、メーカーの志向の違いからなのか味付けには結構な違いが感じられました。
長くなるので、実際に私がステアリングを握ったBMW523d、メルセデスML350ブルーテック、マツダCX-5の感想は、また明日。。
それにしても、バンク付きのコーナー走行は初体験でしたが、とにかく面白かったので、いつか自分のクルマでも走ってみたいですね～
このイベントは、クリーンディーゼル普及促進協議会の主催で行われ、最新のクリーンディーゼルエンジン搭載車の比較試乗という楽しそうなイベントを、バンク付きコーナーもあるボッシュの塩原試験場で行うというクルマ好きには堪らない企画でした。
今回は魅力的な6台の試乗車が用意されていましたが、特に気になったのは、先日、発売されたばかりのマツダ「アテンザ」。 昨年のモーターショーで発表されたコンセプトカー「雄（TAKERI）」の頃から注目していましたが、販売モデルにも流れるようなラインが残され、BMWの“5”や、メルセデスの“E”と並べても引けをとらない存在感を発揮していました。
本来ならここで、“早速、試乗コースへ”といいたいところですが、今回はあくまで付き添いのため、“後部座席”からnewアテンザを体験・・・ エンジン始動から巡航時は、以前、試乗したCX-5同様、拍子抜けするほど静かなエンジンでしたが、120km制限のストレートでは轟音を響かせて加速してくれました。（いやぁ～、ディーゼルエンジン、タウンスピードでは本当に静かです！）
※ 100km超で走るストレートもコンデジで撮ると止まって見えますね・・・
その他、E350ブルーテック ステーションワゴンと、X3 20dも後部座席での体験となりましたが、50kg超という怒涛のトルクで“後ろから蹴飛ばされたよう”に加速するE350と、ディーゼルでもエンジンを回してパワーを出すX3、バランスの取れたアテンザと、車格・排気量の違いからなのか、メーカーの志向の違いからなのか味付けには結構な違いが感じられました。
長くなるので、実際に私がステアリングを握ったBMW523d、メルセデスML350ブルーテック、マツダCX-5の感想は、また明日。。
それにしても、バンク付きのコーナー走行は初体験でしたが、とにかく面白かったので、いつか自分のクルマでも走ってみたいですね～
Volkswagen up! [car]
来月に迫った車検を前に「追い金なしで買えるクルマはないかなぁ･･･」と、調査（悪あがき？）を開始。 あまり巷に溢れかえっていないクルマで、最も安価な4人乗れるクルマは･･･ ということで、先月発売されたフォルクスワーゲンの「up!」に試乗してきました。
NISSAN LEAF [car]
昨日は何箇所か訪問する必要があったためレンタカーを借りました。クルマは日産の電気自動車「リーフ」。（以前トッピーさんのブログでも紹介されていましたが、今なら（～7月19日）日産レンタカーのキャンペーンで5,250円/12hで借りられます）
半日で80キロほど乗りましたが、以前の試乗時同様“加速の良さ”“クルージング時の静寂性”“意外にしっかりした足回り”等、普通に良いクルマだと感じました。また、思いのほかコーナーリング性能も高く感じたのですが、これは床下にバッテリーを配したことによる“低重心”が効いているようです。
室内も4人乗車なら必要十分って感じですね。（今回は1人だったので、フル乗車時のパワーの過不足は分かりませんが、感覚的には問題ないように感じます）
ただ、このクルマの唯一にして最大の欠点ともいえる航続距離については、やはり不安の残る結果が出てしまいました。借りた際に表示されていた航続可能距離は177kmでしたが、、
返却時までに79.3km走行して、残りの航続可能距離が34km。確かに私の運転がエコでなかった面もありますが（メーター上のエコインジゲーターに、エコドライブ達成度によって木のイラストが増える-最大5本-ところ、私は2本目にも届きませんでした）、ちょっと厳しい結果でした。
結論としては、最低でもカタログ数値の200km。欲を言えば300～400kmくらいにならないと、自分での購入は躊躇われます。（特に残りが50kmを切ると精神衛生上良くないですし・・・）ただ、街乗りをメインに考えるなら、“エコ”と“快適な移動空間”が両立した素晴らしいクルマだと思います。
LEGACY TOURING WAGON DIT [car]
先日訪れたスバルディーラーではBRZが試乗中だったため、先にレガシィの試乗を薦められました。先月、大きなマイナーチェンジを迎えたという5代目BR型レガシィは、久々に2Lターボエンジンを搭載し話題を集めているようです。
以前は自分でBH型を所有し、義弟がBP型に乗っていたため馴染み深かったレガシィも、現行のBR型になってからは縁がなく、最初はその大きさに圧倒されます。（旧型比で全長が10cm弱、全幅が5cmほど大きくなっただけですが、立派になったフロントマスクの影響が大きいのでしょうか）
乗り込んで最初の印象もやはり“広い”ということ。特に全高の高さからくる頭上の余裕は圧巻でした。（頭の上に握りこぶしが2個以上は載る感じです） また、後部座席の足元にも随分余裕があり、MサイズというよりはLサイズワゴンといった感じです。
走らせてみると、（昔のレガシィにあった下のトルクのうすいターボエンジンと、ドドドっというエンジン音は皆無で）ターボを全く意識させないスムーズな加速（今はCVTなんですねぇ、8段ステップ変速制御付とのことですが・・・）と、室内の静けさが印象的でした。
あまりに快適な移動空間のため、スピードの感覚が狂い、86、BRZやMY159と比較すると、20km/h程度は余計にスピードが出てしまう点は注意しなければいけませんが、グランドツーリングカーらしく、長距離移動が苦にならないクルマに仕上がっているように思います。
全体的に、価格以上に質感の高い内装や、スピードを上げるほどビシッと締まる足回りなど、以前からの良い伝統を引き継いでいる点は好感が持てましたが、個人的に気になるのは、やはり豪華（派手？）になりすぎたように感じる外装のデザイン。
燃費とパワーを両立したDITエンジンと、大きくゆとりのあるボディの組み合わせはレガシィの進むべき方向性として正しいのかもしれませんが、個人的な好みを言えば、現行Passat Variantのようなコンサバデザインとフラット6（EZ36型）の組み合わせなんかが理想のレガシィ像だったりします。
今回の反動で、次は地味ぃーなレガシィに戻ると嬉しいのですが、難しいですかね・・・
おまけ：以前乗っていた、懐かしのマイ レガシィ。
86 vs BRZ [car]
先日のカーグラフィックTVで、マツダ・ロードスターを含む3台の比較試乗が行われていたことに触発され、なかなか試乗機会のなかった86とBRZを見にディーラーへ。
既にクルマ雑誌等でも比較試乗が行われていますが、実際のところはどうなのか。トヨタとスバルの味付けの違いは・・・と意気込んで出かけたものの、正直なところ見分けることも難しく。。
VW Tiguan [car]
※ 雨のため写真が撮れずパンフレットを掲載
CX-5試乗後、同クラスのベンチマークとも言えるティグアンにも試乗してきました。
外観は、昨年のフェイスリフトで重厚感とスッキリ感を両立した秀逸なデザインとなり、個人的にはかなり好みの顔になっています。また、クルマに乗り込むと、シンプルながらパーツ・組み付け精度とも完成度の高い内装に感心させられます。
で、走り出すと大きな不安・不満のない優等生的な走りは、さすがフォルクスワーゲンといったところ。でも、このクルマにはとても残念なことが1つ。エンジンが何の変哲もない2LのNAエンジン※なのです。おかげで、燃費は街乗りで7～8kmとのこと。
もっと大きなPassatにも1.4Lターボを積んで18km/Lも稼ぐVWが、何故、昨年のマイチェンでエンジンを載せ変えなかったのかとても疑問です。
ディーラーに戻って価格表を見ると今度は驚くことが1つ。ティグアン：390万円。パサート ヴァリアント：347万円。昨年、試乗した際に色気がないとか書いていましたが、正直なところティグアンとパサートが同じ値段でもパサート選ぶような気がします。
ティグアンは、デザインが好きなのでエンジン載せ替えてくれたらとても惹かれると思うのですが。。。 この値段であれば、もうちょっと頑張ってRANGE ROVER EVOQUE（450万円）なんて選択肢も。 せっかくなので、近いうちにEVOQUEも試乗してみましょう。
※yasuponさんからご指摘いただき確認したところ、過給機付きエンジンだったようです。お詫びして訂正します。（それにしても、乗っておきながら気付かないとは恥ずかしい限りです・・・）
MAZDA CX-5 [car]
※ 雨のため写真が撮れずパンフレットを掲載
話題の新世代ディーゼルエンジンを搭載したCX-5に試乗してきました。
これまで日本のメーカーはハイブリッド一辺倒でしたが、マツダが近年ヨーロッパでスタンダードとなりつつあるディーゼルエンジンを開発・搭載しています。
実車の前に立つとパッと見の印象はとても大きく（鼻の大きな犬のよう）、リアもフロント同様にメリハリのきいたデザインでなかなかの迫力です。
早速、エンジンを始動するとディーゼル特有のカラカラといった音が。。 試乗記等では「全く気にならない」といったコメントも出てますが、個人的には若干気になる音でした。
気を取り直してアクセルを踏み込むと、42.8kgのトルクが力強く加速させてくれますが、クルマの特性にあわせているのか、グゥーンとではなく、ダァーッと加速する印象（分かり難いですかね）。
試乗前は全幅が1,840mmもあるため、街中では車幅が気になるかと心配していましたが、高いアイポイント（普通乗用車とエルグランド等のミニバンの中間くらいの高さ）の効果かとても運転しやすかった点は好感が持てました。
また車高が極端には高くないため、コーナーを身軽に駆け抜けられる点も好印象。あえて固めていないという足回りは、自然なロールを伴い違和感無くクルマの向きを変えてくれます。（BMWのX1同様、背の高いステーションワゴンといった感じですね）
全体を通しての印象としては、この価格（258万円）で、この性能（40kg超のトルクと、10.15モード20km/Lの燃費）というのは画期的だと思います。
先に指摘した音の問題にしても、オーディオ等を使用した通常使用の際にはある程度軽減されますし、そもそも高級セダンでなくSUVというカテゴリーであれば、目を瞑れる部分とも思われます。
そんな訳で、とてもお薦めできるクルマだと思いますが、個人的にはコンセプトカー「雄（TAKERI）」に、このエンジンを積んだnewアテンザの登場を楽しみに待ちたいと思います。（その際は、遮音にも力を入れてくれるとなお良いのですが・・・）
※ 昨年のモーターショーに展示された「雄（TAKERI）」。
BMW 328i [car]
159の後継モデルがない現状では、次の候補車の有力な1台である3シリーズに試乗。
今後、シリーズが拡充されるものと思われますが、現在は2Lターボを積む328iのみで、Sport、Modern、Luxury、の3つのデザイン・ラインが用意されています。
外観は好みの分かれそうな顔をしていますが、個人的には「うーん・・・」といった感じです。（まあ、見慣れてくると印象が変わるのかもしれませんが）
乗り込むと、雑誌等で言われていたディーゼルエンジンのような“チリチリする音”というのは殆ど気にならず、いたって静かです。（アイドリングストップでエンジンはすぐ切れてしまいますし）
走り出して最初の印象は全てが軽い感じ。過去のBMWに抱いていた印象と異なり、アクセルペダルもステアリングも軽く、アクセルを踏み込むと最新のターボエンジンらしく軽やかに加速していきます。
また、エンジンが軽くなったこともあり、ステアリングをきった際のフロントの追従性も見事で、街中の交差点を曲がるだけでも楽しくなります。
と、良いことばかり書きましたが、やはり直6時代のきめ細かいエンジンフィールとは異なるため、直6の良さを知っている方には受け入れ難いかもしれません。
ただ、小排気量ターボは時代の流れですし、カタログで15km、街乗りで10km前後走ると言われれば受け入れざるを得ないのでしょうね。（実際、上り坂でもパワー不足は感じませんでしたし）
で、結論としては、やはり大変よく出来たクルマだと思います。30万円の価格差で523iを隣に置かれてしまうと悩ましいところではありますが・・・
タグ：BMW 328i
LEXUS GS250 [car]
レクサス GS250 I package
先日デビューしたnewレクサスGSの試乗に行ってきました。
試乗車はGS250のベースグレードに皮シートを追加した I packageなる仕様。
先代には設定のなかった2.5Lエンジンを積む250は、1.7トンに迫るボディを加速させるには若干物足りない感じではあったものの、ドライブモードをSPORTにするとレスポンスがよくなり、予想外に元気な音をたててエンジンが回り気分を盛り上げてくれます。
ただ、やはりこのクラスのクルマは余裕のトルクで加速する方が合っていると思われるため、3.5Lエンジンを積む350、もしくは後から登場予定の450hの方が良いのではないかと思われます。
また、交差点を曲がるたびに気になる柔らかめの足回りは若干頼りなく、F SPORT を試してみたくなりました。F SPORTには更に、後輪がステアリングと逆に曲がるLDH（LEXUS Dynamic Handlings system）も搭載され取り回しも良くなっているようです。
外観は好き嫌いがはっきりと分かれそうなアクの強いデザインですが、（AUDIが流行らせた睫毛のようなLEDライトも含め）精悍な顔つきは見慣れてきたせいもあり結構気に入りました。
一度、F SPORT仕様に乗ってみなければ結論は出せないもの、今回試乗した印象では、（予算に都合がつくのであれば）350か450hのF SPORT。現実的なことを考えると、元気に回る2.5Lエンジンを積んだ次期ISあたりが私の好みには一番近そうです。
先日デビューしたnewレクサスGSの試乗に行ってきました。
試乗車はGS250のベースグレードに皮シートを追加した I packageなる仕様。
先代には設定のなかった2.5Lエンジンを積む250は、1.7トンに迫るボディを加速させるには若干物足りない感じではあったものの、ドライブモードをSPORTにするとレスポンスがよくなり、予想外に元気な音をたててエンジンが回り気分を盛り上げてくれます。
ただ、やはりこのクラスのクルマは余裕のトルクで加速する方が合っていると思われるため、3.5Lエンジンを積む350、もしくは後から登場予定の450hの方が良いのではないかと思われます。
また、交差点を曲がるたびに気になる柔らかめの足回りは若干頼りなく、F SPORT を試してみたくなりました。F SPORTには更に、後輪がステアリングと逆に曲がるLDH（LEXUS Dynamic Handlings system）も搭載され取り回しも良くなっているようです。
外観は好き嫌いがはっきりと分かれそうなアクの強いデザインですが、（AUDIが流行らせた睫毛のようなLEDライトも含め）精悍な顔つきは見慣れてきたせいもあり結構気に入りました。
一度、F SPORT仕様に乗ってみなければ結論は出せないもの、今回試乗した印象では、（予算に都合がつくのであれば）350か450hのF SPORT。現実的なことを考えると、元気に回る2.5Lエンジンを積んだ次期ISあたりが私の好みには一番近そうです。
