ABARTH 124 spider [car]
デビュー前から気になっていた、アバルトの124スパイダー。正直なところ、写真で見るとデザインに無理があるようにも感じていたものの、実物を見るとあまり違和感は無く、特に運転席から見るエンジンフードの盛り上がりは気分を高揚させます。
乗りこむと、内装は確かにロードスターの印象が強いものの、エンジンをかけると、やはり迫力のある低音が響き、アクセルを煽ると気持ちよく吹け上がります。オープンにして走ると、実際のスピード以上に心地よいサウンドに満足させられるのはイタリア車ならではですね。
気になったのは、雑誌の記事等でも指摘されているシフトの渋さ。距離を走ると変わるのかもしれませんが、結構ゴリゴリします。ただ、乗り心地は言われるほど硬くなく、個人的には全く問題ないレベルでした。今日は寒さに負け短い試乗でしたが、今度、改めて明るい時間に試乗してみたいと思います。
BMW218d [car]
先日の出張中にお借りしたBMW218d。正直なところ、デザインの好みから購入することはないだろうと思いつつ、BMWの造ったFF車。さらに、そのディーゼル版がどんなものか気になっていました。
残念ながら、山道を走りまわった訳ではないため、そのハンドリング等々は分からないものの、室内は広く、また意外なほど静かで、長距離を走っても全く疲れずとても快適。
街中では33.7kgのトルクから悠々と加速し、高速でも重心が高いと思われるものの加速するほど路面に吸い付く安定感。更には、高速主体とはいえ17.9km/Lも走ってくれた高燃費!
唯一、気になったのは強めのブレーキの際のダイブ感。(あとは、たまに位置を外すナビくらいですかね)。ただ、他には大きな欠点も見当たらず、デザインを気に入った人には、お薦めできるクルマでした。
タグ:BMW218d
Passat Variant [car]
今年の試乗 第2弾は、「1日体感キャンペーン」を開催中の新型Passat Variant。
このクルマは、今回のキャンペーンのためにおろされたのか、オドメーターがまだ26kmを指すピカピカの新車でした。(あと、クルマの出来と関係ない話ですが、ナビの縮尺が戻せず、ずっと地球儀を見ながらの走行になってしまい困りました。。)
走らせてみると、(頭の固い人間からすると)車格とのギャップにまだ違和感の残る1.4Lエンジンは、出足こそ少しもたつくものの、走り出してしまえば不満はなく、高音のエンジンノイズが若干気になるものの、基本的には静かなクルマでした。
途中、首都高にもあがってみましたが、高速走行の際もエンジン音・乗り心地とも、良くも悪くも淡々としていて、長距離移動の多い人にはとても重宝しそうです。(反面、気分が盛り上がるようなことが少なく、個人的には多少の物足りなさも感じますが・・・)
と、街中、首都高と1日ゆっくり堪能させてもらいましたが、返却時に満タンにすると10km/l 強。 さすがに、カタログ値の20.4kn/l と比較すると微妙ですが、おろしたての新車で、且つ全く燃費を気にしない運転をして10km/l も走ってくれれば、個人的には十分合格です。
全体的に、新型になっても“相変わらずそつなくまとまっているな”といった印象でしたが、やはり大きさ(特に長さ)が気になるため、我が家で候補とする際はGolf Variantの方が現実的かなというのが正直な感想でした。
タグ:PASSAT
MAZDA ROADSTER [car]
2016年、最初の試乗はロードスター。
今年、手に入れたいという希望の実現可能性は???ですが、マツダディーラーにお邪魔しました。
昨年の夏にも、“1日試乗キャンペーン”に応募して長距離の試乗を済ませていましたが、久々のロードスター、やはり楽しいですね。 何より、クルマが軽いので、街中で交差点を曲がったり、多少でも曲線があるとそれだけで自然と頬が緩みます。
巷では、1.5Lしか設定のないエンジンに不満の声も聞こえますが、個人的にはこのクルマに絶対的なスピードは求めていないので、全く気になりません。(まあ、高速等で長距離移動をするときは、もう少し静かになってくれると嬉しいことは確かですが・・・)
という訳で、セカンドカーに贅沢は言えないので、買うなら“素”の状態の“S”で充分と思いつつ、
展示中のRSのレカロシート、とっても良かったです。(シートがうまく写らなかったので、右の写真はカタログを接写しました。。)
今年、手に入れたいという希望の実現可能性は???ですが、マツダディーラーにお邪魔しました。
昨年の夏にも、“1日試乗キャンペーン”に応募して長距離の試乗を済ませていましたが、久々のロードスター、やはり楽しいですね。 何より、クルマが軽いので、街中で交差点を曲がったり、多少でも曲線があるとそれだけで自然と頬が緩みます。
巷では、1.5Lしか設定のないエンジンに不満の声も聞こえますが、個人的にはこのクルマに絶対的なスピードは求めていないので、全く気になりません。(まあ、高速等で長距離移動をするときは、もう少し静かになってくれると嬉しいことは確かですが・・・)
という訳で、セカンドカーに贅沢は言えないので、買うなら“素”の状態の“S”で充分と思いつつ、
展示中のRSのレカロシート、とっても良かったです。(シートがうまく写らなかったので、右の写真はカタログを接写しました。。)
タグ:ロードスター
東京モーターショー2015 [car]
ぶつからないクルマ [car]
不純な動機ですが、先週・先々週と行われていた“ぶつからないミニカー”プレゼントとの広告に釣られて久々にスバルディーラーへ。
元レガシー(BH型)乗りとして気になっていたレヴォーグに乗せていただきました。
乗り出して最初の印象は、クルマがとても軽く感じること。 車両総重量は1.8tを超えるものの、300ps・40.8kgのパワー・トルクを発生する2Lターボエンジンと、スポーツモード時は8速になるというATのスムーズな制御で軽やかに加速します。
また、先行車に追従するクルーズコントロール、時速65km以上で介入するアクティブレーンキープも試しましたが、(慣れるまで怖いものの)いずれも違和感なく作動してくれます。 個人的には使用頻度が低そうですが、長距離の高速移動の際には助かりそうですね。
乗り終えての感想は、比較的大きなロードノイズ等、気になる点が全くなかったことはないものの、久々に乗ったスバル車は、やはり随分と洗練された印象でした。 素晴らしい!
元レガシー(BH型)乗りとして気になっていたレヴォーグに乗せていただきました。
乗り出して最初の印象は、クルマがとても軽く感じること。 車両総重量は1.8tを超えるものの、300ps・40.8kgのパワー・トルクを発生する2Lターボエンジンと、スポーツモード時は8速になるというATのスムーズな制御で軽やかに加速します。
また、先行車に追従するクルーズコントロール、時速65km以上で介入するアクティブレーンキープも試しましたが、(慣れるまで怖いものの)いずれも違和感なく作動してくれます。 個人的には使用頻度が低そうですが、長距離の高速移動の際には助かりそうですね。
乗り終えての感想は、比較的大きなロードノイズ等、気になる点が全くなかったことはないものの、久々に乗ったスバル車は、やはり随分と洗練された印象でした。 素晴らしい!
RENAULT LUTECIA [car]
今回の伊勢路は、名古屋でレンタカーを借りて伊勢自動車道を南下する150km弱のルート。
クルマはオリックスレンタカーでキャンペーン中のルーテシアをお借りしました。
大きさ(全長4,095mm、全幅1,750mm、全高1,445mm、車重1,190kg)は、日本車だとFit(全長3,955mm、全幅1,695mm、全高1,525mm、車重1,080kg)に近い感じ。これを、1.2lターボエンジンと6速EDC(エフィシエント デュアル クラッチ)の組み合わせで動かします。
最近の2ペダルマニュアルは、我が159のセレスピード等と異なり、自動変速でもスムーズな加速をしますが、やはり低速域での動きだしに若干のギクシャク感と、加速のもどかしさは感じられます。また、高速巡航をすると、正直なところ、高速域でのパワー不足も否めません。
ただ、コンパクトカーにしては重めのステアリングと路面に吸い付くような足回りは秀逸で、高速巡航時の安心感、特に高速コーナーでの安定感は日本の同クラスのクルマたちとは一線を画す仕上がりでした。(まあ、最廉価グレードでも200万を超えるので単純比較は出来ませんが・・・)
と、大満足のルーテシアでしたが、やはり自分で所有するならR.S.(ルノー・スポール)が欲しくなりますねぇ。。
IS300 F SPORT [car]
VOLVO V40 [car]
クリーンディーゼル実車体験試乗会(後編) [car]
少々、遅くなりましたが先日の試乗会で乗ったクルマたちの感想を。。
BMW523d BluePerformance
まず最初に乗ったのはBMW523d。 先日、友人の523i (直6モデル)に乗ったばかりだったので、どの程度違いが感じられるか楽しみにしていました。【参考】523d:最高出力 184ps、最大トルク 38.7kgm。523i:204ps、26.0kgm
乗って最初に感じたのは、やはり圧倒的なトルク。523i も単体で乗ると、(急こう配の登り坂以外では)パワー不足を感じなかったものの、踏んで直ぐにドンっと出る加速力は、40kgm近いトルクを発生するディーゼルエンジンの最大のメリットですね。
クルマの基本的な性能については、(当然のことながら)ガソリンモデル同様にクルマの大きさを感じさせない素直なハンドリングと、高速域での安定感が両立しており、思わずニッと頬が緩むような仕上がり。日本で乗るには、ちょっと大きすぎるボディサイズが唯一の難点でしょうか・・・
燃費についても523i が11.2km/L(JC08モード)なのに対し、523dは16.6km/Lと5割近く改善されており、ディーゼル特有の音さえ気にならないようであれば、パワー(実際はトルク)と燃費を両立したバランスの良いお買い得モデルと言えそうです。
※ まあ正直なところ、自分で選ぶのであれば、(今は中古しかないものの)濃厚でキメ細やか回転フィールを感じられる直6モデルで、且つ見た目に迫力のあるMスポーツモデルを選んでしまうかと思われますが・・・
BMW523d BluePerformance
まず最初に乗ったのはBMW523d。 先日、友人の523i (直6モデル)に乗ったばかりだったので、どの程度違いが感じられるか楽しみにしていました。【参考】523d:最高出力 184ps、最大トルク 38.7kgm。523i:204ps、26.0kgm
乗って最初に感じたのは、やはり圧倒的なトルク。523i も単体で乗ると、(急こう配の登り坂以外では)パワー不足を感じなかったものの、踏んで直ぐにドンっと出る加速力は、40kgm近いトルクを発生するディーゼルエンジンの最大のメリットですね。
クルマの基本的な性能については、(当然のことながら)ガソリンモデル同様にクルマの大きさを感じさせない素直なハンドリングと、高速域での安定感が両立しており、思わずニッと頬が緩むような仕上がり。日本で乗るには、ちょっと大きすぎるボディサイズが唯一の難点でしょうか・・・
燃費についても523i が11.2km/L(JC08モード)なのに対し、523dは16.6km/Lと5割近く改善されており、ディーゼル特有の音さえ気にならないようであれば、パワー(実際はトルク)と燃費を両立したバランスの良いお買い得モデルと言えそうです。
※ まあ正直なところ、自分で選ぶのであれば、(今は中古しかないものの)濃厚でキメ細やか回転フィールを感じられる直6モデルで、且つ見た目に迫力のあるMスポーツモデルを選んでしまうかと思われますが・・・
あと2台の感想についても、長~くなりますが、よろしければ続きをどうぞ・・・