NAVI CARS [magazine]
NAVI CARS (ナビカーズ) 2012年 07月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: ボイス・パブリケーション
- 発売日: 2012/05/26
- メディア: 雑誌
クルマ好きの皆さんならご存知の「NAVI」の休刊から2年余り。
このたび「NAVI CARS」が出版され、秋口からは隔月での発行を計画しているそうです。
NAVIの休刊は、元愛読者としては残念な話でしたが、名物編集長であった鈴木正文さんの退任(鈴木さんはENGINEの編集長に就任→現在はGQ JAPAN編集長)以降、路線がぼやけたことが原因だったように感じていました。
結局、私も鈴木さんを追うように?して、定期購読誌をENGINEに切り替え、NAVIとMotor Magazine、LEVOLANT等を月替わりで買う生活に移行しましたが、NAVIの“休刊”は選択肢の減少以上にクルマ文化の衰退を表しているようで何だか寂しい出来事でした。
と、どうでも良いことをつらつらと書きましたが、以前、愛読していた雑誌の復活はなかなか嬉しく、応援の気持ちも込めてブログに書いてみました。(内容はともかく、編集の皆さんのNAVIへの愛情がひしひしと伝わってきますので、是非、書店でお手に取ってみてください!)
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ENGINE 9月号 [magazine]
今月の巻頭特集は「2011年版 ザ・ホット100ランキング!」
毎年、自動車ジャーナリストの皆さんが、お薦めのクルマを20台づつ選択し、点数化したランキングを発表する企画。今年はそこに、読者100名の票を合算しランキングを作成したとのことでした。
気になる順位は、1位:フィアット500ツインエア、2位:フェラーリ458イタリアとイタリア勢が1・2位を占めたほか、5位にはメガーヌ・ルノー・スポールが選ばれていて、販売面ではドイツ車に押されているラテン系のクルマが高く評価されていました。
そこで思い出したのが、読者委員を募集していた6月号を読んだ際の日記。私が選んだ5台が何位にランクされていたのか確認してみました。
1位 Audi S4アバント ・・・圏外
2位 PORSCHE ボクスター ・・・ 6位
3位 BMW X1 ・・・79位
4位 Jaguar XF ・・・圏外
5位 日産フーガハイブリッド ・・・圏外
編集後記によると、ジャーナリストのみのランキングと、読者票を加えたランキングに殆ど差がなかったとのことですが、私の好みは世のクルマ好きの皆さんと随分異なった嗜好なのでしょうか・・・
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ENGINE 8月号 [magazine]
今月の巻頭特集は「新感覚派セダンの時代がやって来た!」
AUDI A7 SPORTBACKとMercedes-Benz CL350という大型4ドアクーペ、VOLVO S60、CITROEN C5、VOLKSWAGEN PASSATといったDセグメントセダン、Jaguar XJ、Maserati Quattroporte、Porsche Panamera、Aston Martin Rapideの超高級セダンの比較試乗など非常に充実した試乗記が掲載されていた。
しかし、今月号で最も気になったのは巻頭コラムで自動車ジャーナリストの北森涼介氏が紹介していた「オーランチオキトリウム」という微生物であった。記事によると「これまでも石油を作り出す藻類は発見されていたが、石油換算のコストが1Lあたり800円と実用的でなかった。しかしオーランチオキトリウムは1Lあたり100円以下のコストが実現できる可能性がある」とのことである。
引き続き引用すると、「また計算上ではあるが1ヘクタールあたりの土地で、最大年間1万トンもの石油産出の潜在力を持つ。日本の年間石油消費量は原油で2億トン。つまりこの消費量を2万ヘクタールの土地で賄えることになる。この数字は日本の休耕農地20万ヘクタールの10%、そして東日本大震災の津波による塩害で、稲作が出来なくなった農地面積と同じなのだ」という。
藻類は塩害農地でも問題なく生育するようなので、稲作を諦めざるを得ない農家の方々の新たな雇用も生みだす復興の目玉と成り得るうえ、併せて日本のエネルギー問題の解決も期待できる。今回初めて聞いた言葉のため実用化にどれだけのコストと時間を要するのか全く分からないが、京大のIPS細胞研究のように費用と人材を潤沢に注ぎ込めるよう国が全面的にバックアップをしても良いのではないかと思う。
特に延命策に汲々となっている菅さんの耳にも届くと、「国策として」なんて言ってくれるのではないかと期待する反面、やはり延命策に利用されるのは・・・
しかし、形はどうあれ実用化に向けた研究が進むことを期待したいと思います。
Motor Magazine 7月号 [magazine]
Motor Magazine (モーター マガジン) 2011年 07月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: モーターマガジン社
- 発売日: 2011/06/01
- メディア: 雑誌
今月号の第一特集は「日本の輸入車 最新ムーブメント」
Volkswagen Golf Cabriolet、Mercedes-Benz C-Class Coupe、Audi A7 Sportback、Renault Meganeなどの新型車紹介のほか、Volvo V60、Passat Variant、Audi A4 Avant、BMW 325i Touring、及びVolkswagen Cross Polo、Audi A1、MINI COOPER S CROSSOVER、FIAT 500 TwinAirの比較試乗が行われ、また第二特集「BMW X3とそのライバルたち」においてもBMW X3、X5、Audi Q5、Volvo XC60の比較試乗が行われていた。
自動車雑誌の新型車紹介では、当然のことながら当該車種を褒め称える記事が多いため、それが本当に良いクルマなのか単なるお世辞なのか分からいことがあるが、今回のように比較試乗記事を多くしてくれると他のクルマと比較した際の長所・短所から其々のクルマの特徴が分かるため読みごたえがある。
しかし、そんな本誌のなかで最も気になった記事は、山本京一氏のコラム「ソウルモーターショーで見た“現代”の韓国。」であった。そこでは、Eクラス・5シリーズ・レクサス LSをターゲットとした“エクウス”、北米においてカムリ・アコードに迫る販売台数を誇る“ソナタ”を中心に販売台数世界4位に迫る現代グループの勢いが紹介されていた。
昨今では、世界最大の市場である“中国”、販売台数だけでなくブランドイメージにおいても日本車に迫る“韓国メーカー”などの勢いを紹介する記事が多いが、日本のメーカー各社にも奮起してもらい景気を盛り上げてほしい。
現在においても品質については文句のつけようがない水準にあると思うので、まずはデザイン部門の強化が必要でしょう。デザインの好みは人其々だが、個人的に現行車種で良いと思うのはフーガ、フェアレディZ、レクサスISくらいである。実際には、年齢的に似つかわしくない、二人乗りである、モデル末期であるという理由で何れも購入対象にならないのだが、欲しい! と思える日本車が数多くデビューしてほしいと期待している。
今後、デビューが期待されるクルマのなかではコレがそのまま出てきたら良さそうですね。
追記:あとインプレッサ(5dr)のSTIも結構好きなデザインですね。あと10歳若かったら購入していたと思われます。
ENGINE 7月号 [magazine]
今月の巻頭特集は「かしこい選択、フォルクスワーゲン。」
先日発表されたザ・ビートルをはじめ、ゴルフ・カブリオレ、パサート、トゥアレグなどの新型車紹介と、ゴルフのトレンドラインから“R”までのグレード比較試乗記事に加え、「ビートル&ゴルフの秘蔵映像DVD」が添付されていた。
その他CLS、A7 SPORTBACK等、新型車の紹介記事が掲載されていたが、特集・通常ページとも全体的に興味を惹かれる記事が少なかった。
そんななか印象に残ったのは、車の話ではなく from EDITOR の記事。“有機野菜にこだわる自然派レストラン”の閉店理由として、国の基準では問題ないとされる「微量の残留農薬」にこだわったように「微量の放射性物質」にこだわったレストラン・オウナーの決断を紹介している。
そこで“原発の引き起こす健康被害”と、“クルマが事故を起こす危険性と排気による健康被害”を比較するあたりは鈴木氏のバランス感覚なのか、当て擦りなのか、常に前のめりにならない論調は嫌いでないのだが、こと今回の話題に関しては“原発のない社会を好む”と明言してる以上、もう少し熱く語ってくれても良かったのではないかとも思った。
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Motor Magazine 6月号 [magazine]
Motor Magazine (モーター マガジン) 2011年 06月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: モーターマガジン社
- 発売日: 2011/04/30
- メディア: 雑誌
今月の第一特集は「最新SUVとワゴンの選択理由」
新型パサートヴァリアント、AUDI Q3等の新型車紹介のほか、AUDIのアバント・SUVラインナップ紹介、MINIクロスオーバーとクラブマンの比較記事等があったが、興味深かったのはBMWのXシリーズ、ツーリングの比較試乗記。
記事はX3登場直後ということもありX3絶賛の内容なのだが、注目すべきはX1の登場時に批難されていた内装の質感等のクオリティについて評価が高いこと。X3の価格を考えれば当然なのだが、X1試乗時に気になっていた点ではあるので、是非近いうちに確認に訪れてみたい。
そのほか気になった車は、第二特集「ゴルフとメガーヌの本質を知る」内でついでに紹介されていたシトロエンDS4。個人的にはAUDI Q3より好きなデザインで、同ページで紹介されているAlfa Romeo Giulietta共々日本導入が待ち遠しい。
ENGINE 6月号 [magazine]
今月の巻頭特集は「あたらしい時代のトップ・ランナーたち!」
同特集で紹介されていた車は、Ferrari FF、Aston Martin Virage、Lamborghini Aventador、Rolls-Royce 102EX Phantom、BENTLEY CONTINENTAL GTなど浮世離れしたものが多かったが、個人的に気になったのはAlfa Romeo 4C ConceptとFIAT500 TwinAir。
4C Conceptは12年夏にも市場投入とのことだが、アルファロメオでは市販計画が消滅してしまうことが多々あるので、無事に(手の届くような価格で)発売に漕ぎつけてほしい。また、各誌で評判の良いFIAT500 TwinAirについては、次回ディーラーに行った際にでも試乗してみたい。
また気になる企画として「求む!読者のHOT100委員!」というものがあった。同誌の人気企画「ENGINE THE HOT100」の選考委員になり、「自分で買いたい、これは絶対におすすめ」という新車5台を選ぶということらしいので、以下、勝手に5台を選んでみた。
タグ:engine
ENGINE 5月号 [magazine]
今月の巻頭特集は「オープン・カーは、買える!乗れる!使える!」
自分で所有したことはないものの、友人たちの所有するオープンカーに乗る度に、その爽快感に惹かれ、いずれは自分でも所有したいと願ってきたオープンカー。
実際、オープンカーに乗ると、風・音・振動を直接感じ、風を切って走る感覚に病みつきになり、どんな車でも5割増し位の点数をつけたくなる。特にそれがオープンスポーツであれば、ボディの軽さから街中の交差点を曲がるだけでも運転の楽しさを感じることができる点が素晴らしい。
しかし残念ながら、今月号の購入時は東京の放射線量が上昇していた時期でもあり、なかなかオープンカー特集を楽しく読む気分にはなれませんでした。企画段階では、春、暖かくなった時期にオープンカー特集ってことだったんでしょうが・・・
今月号で気になった車は、先月から楽しみにしていたアバルト695トリビュート・フェラーリと、Eクラスクーペとの比較試乗で高い評価を得ていたインフィニティG37クーペ(日本名:スカイラインクーペ)、あとはプジョー508といったあたりでしょうか。508は6月に日本導入予定とのことなので、是非、試乗してみたいと思います。
GOETHE 5月号 [magazine]
今月の特集は「こんなに凄い! 秘書の仕事」
新聞広告の「あの会社の意外な“秘書システム”」などのコピーに惹かれ気になっていたものの、しばらくしてから書店で探した時には何処の店も売り切れており、amazonを含むネット系の書店でも全て在庫切れとなっていた。
そうなると逆にどうしても読んでみたくなり、amazonで新品未読の中古品を少し割高な価格で購入した。
残念ながら、特集「秘書の仕事」の記事はそれほど興味深い内容ではなかったが、いくつかの会社の秘書の方々が写真・実名入りで紹介されていることで大きく売り上げが伸びたのだと思われる。
個人的に印象に残った記事は、サッカー日本代表キャプテンの長谷部選手の「ハセベが導き出した勝利の5大法則」。①生理整頓は心の掃除にも通じる ②孤独になることを恐れない ③努力や我慢をひけらかさない ④読書ノート、監督ノートをつける ⑤変わることを恐れない
以前から試合後のインタビュー等で、なんて周囲への配慮の行き届いた青年なんだろうと感心していたが、27歳にして既に達観しているような長谷部選手の記事を読み、ただただ感心してしまった。
タグ:GOETHE
ENGINE 4月号 [magazine]
今月の巻頭特集は「2011年型ガイシャ大試乗会」
発売後、多少、時間が経過している車も含め幅広い車種が紹介されていて好きな企画なのだが、今年はアルファロメオがMiTo1台しかいない。まあ、新車で買える車が他にないのだから仕方ないが、なんとも寂しい感じである。
後半のページでジュリエッタとともに、2012年発売予定のジュリアの画像が紹介されいたが、なんだか普通のセダンに大きな盾を埋め込んだだけのようなデザインで、あまり色気の感じられるものではなかった。
そんななか、気になった車はアバルト695トリビュート・フェラーリ。Fiat500ベースで569万5,000円って金額はどうかと思うものの、先日ネットで見かけたブルーの車に惹かれていたところ、次号に試乗報告があるとの予告記事が出ていた。
また、ジャガーの広報さんから「XFもXJとの兄弟関係をより強調したスタイルに進化します。」とのコメントがあった。以前、XFのコンセプトカーであるC-XFに一目惚れし、159の次の車と考えていたものの、市販車のフロントデザインに若干納得がいかなかったのだが、XJと共通デザインのフロントマスクを得たXFは、まさに理想の車になることが期待され今から発表が楽しみである。(冷静に金額を考えると、実際には手が出ないのだが・・・)
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