ENGINE 6月号 [magazine]
今月の巻頭特集は「あたらしい時代のトップ・ランナーたち!」
同特集で紹介されていた車は、Ferrari FF、Aston Martin Virage、Lamborghini Aventador、Rolls-Royce 102EX Phantom、BENTLEY CONTINENTAL GTなど浮世離れしたものが多かったが、個人的に気になったのはAlfa Romeo 4C ConceptとFIAT500 TwinAir。
4C Conceptは12年夏にも市場投入とのことだが、アルファロメオでは市販計画が消滅してしまうことが多々あるので、無事に(手の届くような価格で)発売に漕ぎつけてほしい。また、各誌で評判の良いFIAT500 TwinAirについては、次回ディーラーに行った際にでも試乗してみたい。
また気になる企画として「求む!読者のHOT100委員!」というものがあった。同誌の人気企画「ENGINE THE HOT100」の選考委員になり、「自分で買いたい、これは絶対におすすめ」という新車5台を選ぶということらしいので、以下、勝手に5台を選んでみた。
1位 Audi S4アバント
予算を無視して1台と言われたら選ぶ車。家族もいてファミリーユースも考慮に入れつつ楽しい走りも期待できる万能なイメージ。同様の理由でBMW M3セダンと迷うところだが、パパとしてより“万能性”を重視した結果の選択。4人乗車可能なスポーツカー(スポーティカー)としてはパナメーラ、ラピードなんて車も該当するのであろうが、庶民には口にするのも憚られるため現実的?な価格帯から選出。
2位 PORSCHE ボクスター
これまで運転した経験のあるなかで最も“fun”な1台。あくまで“2台体制が認められる場合”との前提だが、その際には迷わず選択したい。自分の腕では、先代の2.5lの頃はともかく、2.7lになって以降は遅いと感じたことはないので素のボクスターで充分。蛇足だが、Alfa乗りとしては、未だ見ぬ4Cスパイダーがこれに匹敵する出来になることを期待したい。
3位 BMW X1
2台体制の際のファミリーカー候補。気持ち高いアイポイントからくる余裕と適度な大きさで、最も疲れない移動手段になることが期待される。同様の理由からティグアンでも可。
4位 Jaguar XF
自分で購入したい車。意外に元気なエンジン音、巨体に似つかわしくないハンドリングなど運転自体そこそこ楽しいことも重要だが、この車に関してはとにかくデザイン。ショーモデル時(C-XF)と比較し若干野暮ったくなっていたフロントマスクが、ニューヨークで発表された新顔に変更された暁には完璧。次点で同じくデザイン重視のA5sportsback。
5位 日産フーガハイブリッド
人にお薦めしたい車。あの巨体で19キロ/Lを達成している環境性能に加え、ハイブリットの違和感を感じさせない制御の巧みさ、また車の基本である“走る”“止まる”“曲がる”を高い次元で兼ね備えている点も素晴らしい。ただ、大きな車に抵抗がある方には、全く指向が異なるものの同じくバランスの取れたMINI coopers clubmanを薦めたい。
番外 BMW130i
大人が4人乗れて運転の楽しい車ということでいえば、個人的には外せない1台。ただモデル末期のため、自分で購入することも人に薦めることも躊躇われるため番外とした。しかし、評価の高いBMW製直6エンジンをマニュアルで乗れる貴重な1台のため、未経験の方には是非、一度、体験されることをお薦めしたい。
やはり2台体制になると夢が広がりますね。ボクスターとX1なんて組み合わせは今の自分には非現実的ですが、中古のシトロエンC5ツアラーとマツダロードスターなんて組み合わせでも十分幸せな車ライフが過ごせそうです。
※ 残念ながら1位に記載したS4アバント、M3セダン、パナメーラ、ラピードには何れも乗ったことがないため、実際に乗ると順位が変わるのかもしれません。(2位以下はA5sportsback以外試乗済み)
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