新居決定③ （引越準備）

半年前の日記第2弾は、引っ越し前の心境を綴った日記でした。

以下、当時の記録

年度末に契約・引越しということもあり、バタバタと諸々の手続きを進めていますが、ようやく引越し・入学の目途がたってきました。

早速、引越しに向け部屋の整理を始めましたが、さすがに11年も住んでいると、何の思い入れもなかった今の部屋にも随分と思い出が詰まっていることに気づきます。

新居決定①にも記載のとおり、新婚時はマンション購入が間に合わず、賃貸マンションで新生活をスタートさせましたが、そのスタートも今回同様にバタバタでした。

何軒か見たものの、なかなか気に入った物件に出会えずにいた際、新築の賃貸マンションの募集広告が。ただ、入居開始日が披露宴の翌日だったため、新生活の家電・家具の搬入立会いは両親に頼んで新婚旅行に出発しました。

以後、11年。

子供たちの誕生と育児、多くの記念日を祝ったささやかなパーティ等の記憶が甦ります。また、喜び以外にも、幾つかの悲しい出来事を夫婦2人で乗り越えてきたのもこの部屋でした。更に、震災後の余震が続くなか、ミシミシ軋む部屋で不安に過ごした日々。（特に妻子を疎開に出していた最中は辛かったですね）

ただ、やはり楽しい思い出が圧倒的に多く、新生児から、座れるようになり、立ち上がり、歩き、しゃべり、大きくなった記憶が全てこの部屋につまっています。家の前で行なった自転車の練習や雪合戦、週末に散歩した近所の公園等、離れてしまうと思うと、全てが愛おしく思えます。（まあ、離れると言っても、電車で一駅の距離なのですが）

また、部屋を見渡すと、意外にもパソコン・テレビ以外は、家電・家具とも11年を共に過ごしたものが多いことに気づきました。引越しを機に、多くのものを入れ替える予定でしたが、妻と、購入時のことを思い浮かべ話していると、なかなか手放しにくくなるものも多く、取捨選択が大変です。（既に供え付けの食器棚が入っているのに食器棚を持っていきたいと言ってみたり・・・）

平成26年3月24日