BELTA

仙台出張の際の足として借りたトヨタ・ベルタ。
恥ずかしながら、レンタカーを借りる際に書類を見た段階ではベルタ???って感じで、どこのメーカーのどんなクルマだかさっぱり分からなかった。



実車を見るとすぐに分かることだが、ベルタとはヴィッツのセダン版。プラッツの後継車である。



乗っての感想は、一言で言うと「先週乗ったフィットの良さを実感させられた」といった感じで、広さ以外はフィットに敵うところはなさそうであった。

1Lのエンジンは1tに満たないこの車に対しても非力で坂道では全く加速しないうえ、プアな14インチタイヤのせいもありコーナーでは相当減速しないと怖くて曲がれなかった。

またカタログ値ではリッター20キロを超えるらしいが、実際には10キロを切った燃費もいただけない。（もっともこれは借り受けた時点で本当に満タンだったのかという疑問もあるのだが・・・）

まあ、それでも大昔に乗ったプラッツのハリボテのような乗車感覚と比べると、まともな乗用車になったようにも感じたので、全くクルマに興味の無い人の移動手段としては良いのかもしれません。


ところで、震災後の影響を心配していた仙台は想像以上に復興が進み夜の街も賑わっていました。しかし、新幹線より西側は良いものの、東側については其処彼処に爪痕が残されています。



道路は段差が出来ている個所、波打っている個所等があり通行止めが続く個所もちらほら。



また、瓦礫は処理され道路は綺麗になっているものの、津波の痕跡が残っている個所もあり完全な復興には、やはり時間がかかりそうでした。

そんななか、我が国の政治家は相変わらず次元の低い政争に明け暮れており、具体的な復興支援策はなかなか見えてきません。まずは被災地の方々の生活再建に向け、不毛な“議論”より“行動”を優先して欲しいところです。

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