007 カジノ・ロワイヤル

007 カジノ・ロワイヤル　(1枚組) [DVD]

• 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
• メディア: DVD

～あらすじ～
英国諜報部の敏腕スパイであるジェームズ・ボンドの活躍を描くスパイアクション映画。
本作はボンドが“00”の地位に昇格した直後のミッションを描いている。国際テロ組織の資金洗浄等を行っているル・シッフルはボンドに航空機爆破テロを阻止された結果、多額の資金を失いカジノで資金の回収を試みる。ボンドは英国財務省から派遣されたヴェスパーとともにカジノに乗り込みル・シッフルの計画を阻止するが、その後、ヴェスパー諸共ル・シッフルに拉致され・・・

～感想～
ボンドカー、ボンドガールなどの単語は耳にしていたものの、実は007という映画を見たのは初めてであった。よって、これまでの歴史を知らない単純な感想だが、アクション映画としては迫力のあるシーンがあったものの、スパイ映画としては脚本の作りこみが雑な印象を受けた。

基本的に、ボンドの活躍シーンを見せるための映画なのだとは思うが、国際的テロリストの資金を預かるル・シッフルが損失の穴埋めにカジノのポーカーを選んでしまう点、またそれに対し国家予算を投じ勝負に乗るスパイなんて話はいくらなんでも荒唐無稽すぎるのではないか。

また細かい部分でも、初見で除細動器の不具合を見つけてしまう財務省官僚ヴェスパー、100億からの現金？をアタッシュケース一つで持ち歩いている設定、海に沈んだアタッシュケースを何故か持ち逃げしているホワイトなど？？？な部分が散見された。

ただ、007とはそういう映画なのかもしれないし、古くからのファンからはボンドがダニエル・クレイグに代わった本作に対し否定的な意見も多かったようなので、機会を見つけて過去の007シリーズも見てみたい。

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