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LEXUS CT200h [car]

レクサス CT200h (※画像はレクサス公式サイトより拝借)
2011.05.01.jpg

今年の1月にレクサスのボトムレンジを担うCT200hが発売された。

個人的にコンパクトハッチは好きなので期待していたのだが、残念ながらデザインが好みでないため触手が伸びなかった。今回は連休で時間が出来たため、遅ればせながら試乗してみた。

まず、最初に見学した展示車は最高級仕様のバージョンL。シートに座った第一印象は、スイッチが多い点は気になるものの、革張りのシート、マークレビンソンのオーディオなど、小さいながらもこれまでのレクサスのイメージを踏襲するものであった。

気になった点は、他のCセグメントハッチバックと比較して狭く感じた後部座席とトランク。トランクの狭さは巨大なバッテリーを積むハイブリッドカーの宿命でもあり、燃費とスペースのどちらを優先させるかという価値観の問題になるが、ゴルフ、アウディA3は勿論、昨年まで乗っていたalfa147より狭く感じた後部座席については、大人2名が不快に感じない程度のスペースは確保して欲しかった。

続いて試乗車と対面したが、今回の試乗車はバージョンC。Lと異なりシートはファブリックで手動調整、アルミのサイズが小さくなる等、装備が簡略化されていた。運転して最初に気になった点はブレーキの初期制動。腕の問題もあると思うが、踏み始めの利きが強く、“かっくんブレーキ”を繰り返してしまった。営業マン曰く「ブレーキがよく利くんですよ」とのことであったが、やはり踏んだ分だけしっかり利くような制御にして欲しい。

また、ecoモード、ノーマルモードではアクセルの踏み込みに対して、エンジンの回転がゆっくり上がるとのことで、正直なところ信号からのスタートの度に不満を感じる設定であった。スポーツモードにするとその不満は解消するのだが、1.8lエンジン+モーターであることを考えると、ノーマルの状態でスポーツモード並みにエンジンが回る設定にしても良いのではないかと感じた。

ただ、スポーツモードで運転している限りは低速トルクの不満を感じることもなく、快適に走ることが出来た。足回りも、もっとプリウスに近いのかと思っていたが、ふわふわ不安に感じるような動きはなく、路面の状況がしっかり伝わる乗り心地であった。最終的には峠などを走らなければ分からないであろうが、17インチのFスポーツの足回りは明確に違いが感じられるとのことであったため、機会を見つけて試乗してみたい。

トータルで見ると、“若干値段が高いかな”というのが正直な感想であった。ナビが標準で付かないアメリカ仕様とは比較できないとはいえ、2万9,210ドル~との価格であれば、BMWの1シリーズ、アウディA3等と比較しても遜色ないと思うが、355万円~との設定であれば、個人的にはISの方に惹かれてしまう。営業さんの話によると次期ISのデビューは来夏頃とのことなので、その際にスポーティなセッティングを施したハイブリッドシステムが搭載されることを期待したい。

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